9月20日~9月29日までの新作能ヨーロッパツアーが終了いたしました。
実に多くに、様々な形で温かいご支援を賜り実現した公演となりました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
クラウドファンディングプロジェクトは11月4日23:00まで継続してまいります。
こちらは現在、一人でも多くの方のお力を必要としております。
ぜひ一度、下記リンクから清水のメッセージをご覧いただければと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
《Readyfor キャンペーンページ》
https://readyfor.jp/projects/nagasaki-jacob-2019
以下、ツアーを終えた清水からのメッセージです。
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三都市、それぞれ全く異なった舞台でしが、新作能『ヤコブの井戸』『長崎の聖母』二番と古典を組み合わせた番組、内容、音楽的な面、パフォーマンスともに好評をいただきました。
お客様に、現代の題材を表現した能をしっかりとご覧いただいて、意義ある公演となりました。
今回ご尽力いただいた出演者・スタッフの紹介をさせていただきます。
《出演》
少ない人数で新作二番を連日という番組はそれぞれにかなりの負担だったと思いますが、
きっちりと勤めていただきました。
☆日本から
ツアー全体参加は、シテ方(地謡・後見)が西村高夫・柴田稔・山中迓晶・長山桂三さんの4人、ワキ方が殿田謙吉さん、囃子方が笛の松田弘之さんと大鼓の白坂信行さん(九州から)。
ウイーン参加にシテ方安藤貴康さん、小鼓の林大輝さん(京都から)、太鼓の田中逹さん(九州から)。
パリとワルシャワに小鼓の飯田清一さん(九州から)、太鼓の金春国直さん。
そしてパリ二日間参加が狂言方の小笠原弘晃さん、初日のみ参加が観世銕之丞師と観世淳夫さん。
☆『ヤコブの井戸』ワキツレ
若いロシアからのユダヤ人の役は、ワルシャワからヤクブ・カルポルクさんがツアー全体参加でした。
☆『ヤコブの井戸』アイ
アイの猫の役は、ウイーンが女優のニーナ・フォグさん(ドイツ語で)、パリが狂言方の小笠原邦晃さん(フランス語で)、ワルシャワが男優のKrzyszof・シュチェパニャクさん(ポーランド語で)と、三者三様各地で活躍されている方々に参加していただきました。
☆『長崎の聖母』聖歌
曲中のグレゴリオ聖歌は、ウイーンでは中山茉莉さん達7名の方に、パリでは秦茂子さん達5名の方に、ワルシャワではアグネニェシカさんの独唱で、「キリエ」「アヴェ・マリア」「サンクトゥス」などを歌っていただきました。天から降るような声、ヨーロッパの中世と能の溶け混じるような感覚がありました。
《新作面》
ヤコブの井戸に三面、長崎の聖母にも新しい面を佐々木光夫さんに製作していただき、これも効果をあげました。
『ヤコブの井戸』に、前シテ「パレスチナの老女」後シテ「サマリアの女」アイの「猫」。
『長崎の聖母』に「被爆のマリア」です。
《舞台制作》
舞台監督の伊東龍彦さん、照明の山口洸さん、各地で全く違う条件を良いコンビネーションで美しい舞台を作ってくれました。
《ドラマトゥルク》
今回こういうツアーには初めて参加という小田幸子さん。ヤコブの井戸のドラマトゥルクとして全日程帯同していただき、毎回演出を更新して上演するのに大きな力添えをいただきました。
《制作スタッフ》
銕仙会の武川さん、ウイーンの岩田友里さん、ワルシャワの陽子、ヤクブ・カルポルクご夫妻、それにピッツバーグから奥田安奈さん。
ツアー前から現地とのたくさんのやりとりをし、ツアー中もほとんど休みなくしっかりとツアーを構成してくれました。
《現地スタッフ》
ヤコブの井戸の作者レオポルドさんをはじめ、ウイーンの墺日協会・オデオン座、パリのアトリエ・オガ・パリとパリ日本文化会館、ワルシャワのワジェンキ美術館・ロイヤルシアター、そして、各地で通訳等お世話になった方々には大変にお世話になりました。本当にありがとうございました。
舞台をじっと見つめてくれたお客様方の目が毎回一緒に作品を作っていたように思います。
駐オーストリアの小井沼大使、駐ポーランドの川田大使にもご覧いただきました。
能は、現代に生きる演劇として海外の方々に認められていると思います。
今後とも、日本とオーストリア、フランス、ポーランドの文化交流がますます盛んになり、それによってまた新たな作品が出来ていくことを期待します。
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最後に、もう一度クラウドファンディングご支援のお願いです。
今回の公演は全て終了いたしましたが、新作能二作を海外で発表するには多額の費用がかかり、助成金だけでは賄いきれません。
ぜひキャンペーンページにて清水の熱い思いをお読みいただき、ご支援をいただけると幸いです。
少しずつでも、皆様お一人おひとりのご協力が確実に成功のカギとなります。
《Readyfor キャンペーンページ》
https://readyfor.jp/projects/nagasaki-jacob-2019
また、SNSでの情報拡散も大きな助けとなります。改めまして、どうぞよろしくお願い申し上げます。
※2019/10/9 出演者の一部のお名前と参加期間に誤りがあったため訂正いたしました。
実に多くに、様々な形で温かいご支援を賜り実現した公演となりました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
クラウドファンディングプロジェクトは11月4日23:00まで継続してまいります。
こちらは現在、一人でも多くの方のお力を必要としております。
ぜひ一度、下記リンクから清水のメッセージをご覧いただければと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
《Readyfor キャンペーンページ》
https://readyfor.jp/projects/nagasaki-jacob-2019
以下、ツアーを終えた清水からのメッセージです。
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三都市、それぞれ全く異なった舞台でしが、新作能『ヤコブの井戸』『長崎の聖母』二番と古典を組み合わせた番組、内容、音楽的な面、パフォーマンスともに好評をいただきました。
お客様に、現代の題材を表現した能をしっかりとご覧いただいて、意義ある公演となりました。
今回ご尽力いただいた出演者・スタッフの紹介をさせていただきます。
《出演》
少ない人数で新作二番を連日という番組はそれぞれにかなりの負担だったと思いますが、
きっちりと勤めていただきました。
☆日本から
ツアー全体参加は、シテ方(地謡・後見)が西村高夫・柴田稔・山中迓晶・長山桂三さんの4人、ワキ方が殿田謙吉さん、囃子方が笛の松田弘之さんと大鼓の白坂信行さん(九州から)。
ウイーン参加にシテ方安藤貴康さん、小鼓の林大輝さん(京都から)、太鼓の田中逹さん(九州から)。
パリとワルシャワに小鼓の飯田清一さん(九州から)、太鼓の金春国直さん。
そしてパリ二日間参加が狂言方の小笠原弘晃さん、初日のみ参加が観世銕之丞師と観世淳夫さん。
☆『ヤコブの井戸』ワキツレ
若いロシアからのユダヤ人の役は、ワルシャワからヤクブ・カルポルクさんがツアー全体参加でした。
☆『ヤコブの井戸』アイ
アイの猫の役は、ウイーンが女優のニーナ・フォグさん(ドイツ語で)、パリが狂言方の小笠原邦晃さん(フランス語で)、ワルシャワが男優のKrzyszof・シュチェパニャクさん(ポーランド語で)と、三者三様各地で活躍されている方々に参加していただきました。
☆『長崎の聖母』聖歌
曲中のグレゴリオ聖歌は、ウイーンでは中山茉莉さん達7名の方に、パリでは秦茂子さん達5名の方に、ワルシャワではアグネニェシカさんの独唱で、「キリエ」「アヴェ・マリア」「サンクトゥス」などを歌っていただきました。天から降るような声、ヨーロッパの中世と能の溶け混じるような感覚がありました。
《新作面》
ヤコブの井戸に三面、長崎の聖母にも新しい面を佐々木光夫さんに製作していただき、これも効果をあげました。
『ヤコブの井戸』に、前シテ「パレスチナの老女」後シテ「サマリアの女」アイの「猫」。
『長崎の聖母』に「被爆のマリア」です。
《舞台制作》
舞台監督の伊東龍彦さん、照明の山口洸さん、各地で全く違う条件を良いコンビネーションで美しい舞台を作ってくれました。
《ドラマトゥルク》
今回こういうツアーには初めて参加という小田幸子さん。ヤコブの井戸のドラマトゥルクとして全日程帯同していただき、毎回演出を更新して上演するのに大きな力添えをいただきました。
《制作スタッフ》
銕仙会の武川さん、ウイーンの岩田友里さん、ワルシャワの陽子、ヤクブ・カルポルクご夫妻、それにピッツバーグから奥田安奈さん。
ツアー前から現地とのたくさんのやりとりをし、ツアー中もほとんど休みなくしっかりとツアーを構成してくれました。
《現地スタッフ》
ヤコブの井戸の作者レオポルドさんをはじめ、ウイーンの墺日協会・オデオン座、パリのアトリエ・オガ・パリとパリ日本文化会館、ワルシャワのワジェンキ美術館・ロイヤルシアター、そして、各地で通訳等お世話になった方々には大変にお世話になりました。本当にありがとうございました。
舞台をじっと見つめてくれたお客様方の目が毎回一緒に作品を作っていたように思います。
駐オーストリアの小井沼大使、駐ポーランドの川田大使にもご覧いただきました。
能は、現代に生きる演劇として海外の方々に認められていると思います。
今後とも、日本とオーストリア、フランス、ポーランドの文化交流がますます盛んになり、それによってまた新たな作品が出来ていくことを期待します。
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最後に、もう一度クラウドファンディングご支援のお願いです。
今回の公演は全て終了いたしましたが、新作能二作を海外で発表するには多額の費用がかかり、助成金だけでは賄いきれません。
ぜひキャンペーンページにて清水の熱い思いをお読みいただき、ご支援をいただけると幸いです。
少しずつでも、皆様お一人おひとりのご協力が確実に成功のカギとなります。
《Readyfor キャンペーンページ》
https://readyfor.jp/projects/nagasaki-jacob-2019
また、SNSでの情報拡散も大きな助けとなります。改めまして、どうぞよろしくお願い申し上げます。
※2019/10/9 出演者の一部のお名前と参加期間に誤りがあったため訂正いたしました。