
2月22日(土)の千葉・青葉の森公園芸術文化ホールにて催される「第39回 青葉能」にて上演される能『隅田川』に清水が後見として出演します。『隅田川』は息子を探して旅をする狂女が、隅田川を渡るその船上で我が子がこの地で亡くなった事を知り、追悼の大念仏の中で我が子の幽霊を目にし抱きしめようとするもすり抜けて消えてしまった、という観世元雅作の悲劇の「物狂能」です。子や夫など愛する対象を探し求めて狂女となる演目はいくつかありますが、再会できないままにお話が終わるのはこの『隅田川』のみです。
また、こちらの公演には事前セミナーが設けられており、そちらで清水は講師を務めます。『隅田川』に関して「川を越える狂女・母 ~川の向こうには」をテーマに1時間ほどお話をさせていただく予定です。公演チケットをお持ちの方は無料で受講できる講座となっておりますので、ぜひ公演と合わせてご参加ください。
□第39回青葉能
狂言『佐渡狐』 野村萬
能『隅田川』 観世銕之丞
日:2020年2月22日(土)
時:14時開演(13時30)
所:青葉の森公園芸術文化ホール
□青葉能事前セミナー「川を渡る狂女・母~川の向こうには」
講師:清水寛二
日 :2020年2月22日(土)
時 :11時~12時
「第39回青葉能」チケットお持ちの方は無料、お持ちでない方は1,000円(税込)にて受講可能
お申込み・お問合せ:青葉の森公園芸術文化ホール TEL 043-266-3511
オンラインでもチケットのお申し込みが可能です。詳細はこちらのページをご参照ください。→https://www.aobageibun.com/event/index.html